本番アルバム

2014年8月24日日曜日

「劇団フレフレ号と遊ぼう」8月の報告です!

8/23、「フレフレ号と遊ぼう」の日は、夏休みの工作スペシャル!
みんなで宇宙船を作りました。


演劇ってなに?

脚本を書く人
演出する人
演じる人
音響
照明…

様々な人が関わってできるのが演劇。
その中の重要な一つに、「舞台美術」があります。

今回はその「舞台美術」の視点で、

子供たちは、普段工作をするにしても、自分の体が入れるようなサイズのものはあまり作る機会がないんじゃないかしら?



人が入れるサイズのものを作るには、強度も安定感も大きさも必要。色んな知恵を働かせました。


ダンボールをつなげて壁と天井を作り、紙製の棒を支柱にしました。
足りない分は小さいダンボールを箱状に組み立て積み重ね、柱に。


内部には宇宙船の操作パネルを書いたり、モニターを取り付けたり。


壁に穴を開けてセロファンを貼り、窓も上手に作れました。


時間になったらみんなで乗船し、出発のカウントダウン。


10!9!8!7!6!5!4!3!2!1!
発射!!


月へ行って、途中宇宙人と遭遇し…
地球へ帰ってくる時に、脱出と同時に宇宙船を破壊。
そのまま片付けの流れになりました。


片付けは、作る以上に大切な作業。
床に残った厄介なガムテープを一緒にはがしました。
これが一番身にしみた?!


去年から夏にやるようになった、普段とは少し変わった工作WS、これからも続けていけるといいですね。

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8月は昨年に引き続きクルミさんが担当となって段ボールを使った工作を楽しみました。
今回は新たにミマモリPROJECTからも、まいちゃんの参加がありました。

クルミさんと一緒に大半の男の子たちが段ボールの宇宙船作るとなりで、暗幕にひたすら星空を作る子に付きっきりのウルフさん、まいちゃんが丁寧に引き入れてくれた女の子たちが、一緒に楽しそうに窓を作ったりと、ひとり一人のこどもたちにも対応するいろいろなおとなが大切なことを感じました。

床に残ったガムテープの後をきれいにする30分以上の根気は、こどもにもおとなにも一番の成果だったのでしょう。私たちに配慮不足で先生方にもたいへんお手間をかけてしました。来年が布のガムテープを用意してきます。

9月からはまたこどもたちとお芝居を作る活動を行い、10月の公演、11月のお祭りにも演劇を届けていきます。