本番アルバム

2013年7月14日日曜日

10月児童館企画の演目「ダストシューター」について。

演劇の演劇らしさってなんだろう?
活動として、お絵かきや尻尾作りなどを「演劇の日」で行うのはどうしてだろう?
誰かに演劇を説明しようと思うたびに考えることがありますが、今日、友人と演劇の話をしていて

「物を作ることを終着点としているものと、作った物で何をするかを始発点としている演劇。これは演劇らしいことだよね」

確かにそうだ!と私は合点がいきました。


以前に行った、お絵かき教室の様子。

児童館との打ち合わせを終えて。

職員さんと私たち。誰が最年長かな!?


こんにちは、おとな船長です。三連休初日は都内を離れて高尾山近くまで電車に乗り、今年9月に行う児童館との打ち合わせを終えてきました。今年は9月と10月で違う演目を行います、それぞれの児童館との関係の中で、それぞれに合ったものを作っていけたら素晴らしいですね。

今回打ち合わせに行った児童館は、毎月演劇の日を行っている児童館とは違い、年に一度しか訪れることがありません。児童館側の予算には限りがありますから、このようなボランティア活動を通して、児童が演劇に触れられる機会を得ると言うことは有益なようです。

私たちの行う演劇が、児童にとって「最初の演劇」になるかもしれないと思うと責任も重大です。今回9月は、今年のF/Tに参加するsons wo:のカゲヤマ気象台さんを中心に企画を練っています。というのも、私自身が以前に彼の作品を観て感激し、彼のような考えて物を作ることができる人と児童・児童館を出会わせたいと強く感じたのがきっかけでした。

小学校の演劇鑑賞とはまた違った魅力を持って、児童に新鮮な「最初の演劇」を体験してもらえたらと思います。

今回は台本があって、台詞を覚えて…といった演劇ではなく、「ウルトラマン」という言葉から得られるものを使って作品を練っていくようです。今から本番が楽しみですね。


終わった後は打ち上げチェック!

終わった後は私と三島さんの二人で高尾山に行きました。9月の公演の後で高尾山のビアガーデンに行くのはどうかな?という小さな思い付きの確認のためです。

それはさておいて、その後でもう一箇所の児童館に行きました。私たちが今毎月演劇の日を行っている児童館の職員さんが、人事移動された先・かつて公演を行った児童館に。

そこで児童館の成り立ちや、各児童館ごとの特色。また、今後の活動の発展のためにちょっとした知恵を授けていただいたり。

その話し合いの中で、劇団フレフレ号の活動について期待があるということ。そして実際に需要があり、今後も続けていく必要性があるということを再確認し、八王子でのメンバー獲得や都内への活動拡大について足場を固めていかなくてはなと感じました。

9月・10月の公演が、それぞれ望まれた形で来年にバトンを渡せるようなものになるよう精進しなくてはいけませんね。