本番アルバム

2023年7月17日月曜日

2023年6月 フレフレ寄席

今日は毎年恒例のフレフレ寄席!!

沢山の子供達が見に来てくれました。



出囃子がなり、広い御座を広げすかすかだった客席も
まず最初に4人ほど子供が集まり、
その後先生からも声かけがありぞろぞろと集まり、
10人くらいの子供と10人くらいの大人が見守る中スタート




導入からフリップを使い子供たちに参加型で小噺を披露していきました。

子供達は高学年の子が多く、
シャレが効いたオチをしっかり理解していました。

笑うというより、ちゃんと理解できてるけど?というような
すました顔でちょっと大人に張り合ってるようなリアクションがなんとも面白い。

なかには終始ニコニコしている子もいたし、声をあげて笑う子、
少し飽きてきたけど途中退席はしたくない子、飽きた瞬間部屋を出る子と、様々な様子。
噺家さん達もこんな個性的な客層はフレフレ号の現場だけではないでしょうか??



話を聞く時に、寿限無を知っているものの照れくさくて復唱できなかったり、
みんなで同じ座り方をしてみたり、噺家さんに張り合って
正座で話をきき、我慢レースを繰り広げたり、
赤ちゃんを大人しくさせるためにあやしたりと大忙しの客席でした。









最後に甘未屋柚餅子さんが
作ってきてくれた小噺集のプリントを楽しそうに持ち帰っていました。
以下、参加してくれたフレフレ号の大人たちの感想です。


今日は小学生のお友達に古典落語を楽しんでもらおうということで

簡単な小噺をいくつかと、1番有名な落語「じゅげむ」をやりました。

最近は小学校の授業でも落語が取り上げられているようで、

話の途中で一緒に「じゅげむじゅげむごこうのすりきれ・・・」

唱えてくれるお友達もいました。


落語はひとりの演者がたくさんの人を演じるし、衣装や大道具もないので、

見ている人も場面をイメージしないといけないですが、

みんないっしょうけんめい話を聞いて、

落語の世界に入ってきてくれたのでうれしかったです。

今度はみんなで小噺を覚えたりして、

おたがいに発表できたら楽しいかなと思いました。


甘未屋柚餅子























饅頭こわい

男の子4人真剣に聞いてくださいました。

ありのごましおがわりやみみずのパスタ気持ち悪そうな顔になりました。

私は落語経験が少なく、聞き手の顔まで見られないのですが、

彼らの顔を見ながら落語を演じられて良かったと思いました。

世流丸さんの所作でみんな後ろを振り返った時、

言葉と所作だけで状況把握ができることがわかりました。

もっと落語上手になりたいと思いました


荻灯亭 舞香





























主なお客様がお子さん、

という所で落語をしたことがなく、

始める前は不安だったのですが、

いざ子供たちと話してみれば、

こちらが心を開けばあちらも開く、

令和になっても変わらぬ子供たちの姿が

そこにはありました!

笑ってくれて本当に良かった!


また、このように楽しい時間が過ごせたのも、

僕の出番前に演者サイドからの

無茶振りと言う名のお膳立てをいただいたお陰と

固く信じております!(笑)


このような機会をいただきました劇団フレフレ号の皆様に

マジのガチで本当に感謝申し上げます。


花伝亭世流丸



























毎年開催しているフレフレ寄席も今回で9回目となりました。

今回は噺家さん3人にスタッフ等7(含むBaby)多彩で手厚い布陣で臨み、

またまた楽しい回となりました。

特にこの劇団のkickoffMTGにも参加していた名付け親も参加してくれました。


回を重ねて噺家さん経験者も増えてきて、

持ち味や新しい試みも楽しみの一つです。


始まる前には子どもたちが集まるのか、

ウケるのかなどの小さな不安も交えて臨みましたが、

終わってみればいつものように事前の想像を超える反応に

また次も」の思いが、常習性となります。

と言うことで、反省会も次回のアイデア出しの時間となり、

またto be continued…

おつかれさまでした。


みっしー



こんにちは。

劇団フレフレ号のたむちゃんです。

今回は10ヶ月の赤ちゃん連れで参加。


子供達は高学年の子が多かったので、

恥ずかしがりながらも

真面目に聞いてくれる子が多い印象でした。

それぞれの高座の感想です。


寿限無 甘未屋柚餅子 さん

落語とフリップ芸の

融合!?枕話に惹きつけられ

子供の心を見事にキャッチ。

お馴染みの話なので知ってる子も得意にみてました。

さすがは1000年に一度の美人のお姉さんの落語でした。


饅頭こわい 荻灯亭 舞香 さん

15分たち、子供の集中力が切れ始めるころでしたが、

残って最後まで聞いていた子は一生懸命話を追って、

しっかり理解して楽しんでいたみたいでした。

最後までみた彼らに君たちは何がこわい?ときいたら

「法律と権力」と言われました。

ちゃんと世の中をわかってるなぁ。。


元犬 花伝亭世流丸さん

甘未屋柚餅子さんの機転で一回休憩をいれ、ナカイリをしました。

お客さんが増え賑やかに、

最初に客席と掛け合うことで

子供達との距離が縮まりあったまった客席でスタートと

思いきや何故か噺家さんに対抗して正座耐久レースが勃発し、

異様な光景でした。

大きな動きや緩急に釘付けで大人も子供もみんな楽しみました。

たむちゃん




今日は恒例のフレフレ寄席の日でした。

当日まで何人来るのか、

何年生くらいの子達が来るのか全く分からないのが面白さでもあり

心配な点でもあります。


落語を聞いている児童たちの反応は様々ですが、


これまでのフレフレ寄席でもあった、

「落語を聞いている児童が正座になってしまう」現象を

今日も確認できました。

真剣に落語を聞こうとすると

なぜか児童も正座になっているんですよね。


大人が正座して話しているから

聞いている自分もつい正座になってしまうのでしょうか?


今日も男の子たちが皆正座になっていたのが、

真剣に聞こうとしているのが伝わって嬉しいのと、

なぜ正座しているのかという面白さがありました笑

楽しんでもらえたようで良かったです!


いでおん


皆様昨日は、見学させて頂きありがとうございました。

落語も見応えありましたし、再会も有り難かったです。

フレフレ号の名前、こども船長など長く大切にして下さりありがとうございます。

今後とも宜しくお願いいたします。

安藤



演者の皆様それぞれキャラクターが立っていて、

子どもたちが引き込まれている様子に感動しました。

これをきっかけに子どもたちが「落語」という

新たなジャンルに目覚めてくれれば良いですね。


ないとう























以上、フレフレ寄席のレポートでした。

次回は9月16日(土)にお会いしましょう!