あけましておめでとうございます。
初めてブログ書きます会社員のみさこです。
今年も劇団フレフレ号はより速度を上げて子ども達と演劇を楽しんでいきますので乞うご期待!
年を跨いでしまいましたが、12月の活動の様子をお伝えします。
今回は
おとな船長・井出くん・ぼんともちゃん・みさこ
で
北原白秋の「五十音」をテーマに子どもたちと学びつつ身体を動かして楽しみました!
「何それ?」という方のために以下「五十音」全文です。
北原白秋「五十音」
水馬(あめんぼ)赤いな。ア、イ、ウ、エ、オ。
浮藻(うきも)に小蝦(こえび)もおよいでる。
柿の木、栗の木。カ、キ、ク、ケ、コ。
啄木鳥(きつつき)、こつこつ、枯れけやき。
大角豆(ささげ)に酢をかけ、サ、シ、ス、セ、ソ。
その魚(うお)浅瀬で刺しました。
立ちましょ喇叭(らっぱ)で、タ、チ、ツ、テ、ト。
トテトテタッタと飛び立った。
蛞蝓(なめくじ)のろのろナニヌネノ。
納戸(なんど)にぬめってなにねばる。
鳩ぽっぽ、ほろほろハ、ヒ、フ、ヘ、ホ。
日向(ひなた)のお部屋にゃ笛を吹く。
蝸牛(まいまい)螺旋巻(ねじまき)、マ、ミ、ム、メ、モ。
梅の実落ちても見もしまい。
焼栗、ゆで栗ヤ、イ、ユ、エ、ヨ。
山田に灯(ひ)のつく宵の家。
雷鳥は寒かろ、ラ、リ、ル、レ、ロ。
蓮花(れんげ)が咲いたら、瑠璃(るり)の鳥。
わい、わい、わっしょい。ワヰウヱヲ。
植木屋(うゑきや)、井戸換へ(ゐどがへ)、お祭だ。
もともとは「かな学習歌」として書かれた詩で、あ~わ行まで、
楽しくかなを学べる内容になっています。
よく中学や高校の演劇部で発声練習に用いられているので
演劇をやっている(・た)人には馴染みがあるかもしれませんね。
活動は1回1時間なので、今回はまず「あ行」から!
準備中のようす。
お、詩に早くも興味をしめしているぞ!
まずおとな船長が
レクチャー!
参加してくれていた皆は「???」状態。
まずは皆で声に出して読んでみるも
(あめんぼあかいなあいうえおうきもにこえびもおよいでる)
さすが東京人ですね。
「あめんぼ」見たことない人もいるんですね・・・。
千葉の田んぼの中で育った私には結構身近な存在でしたが、
確かに東京には田んぼも小さな池も少ないですからねえ。
まだ詩はうろ覚えですが、
皆で、自分なりの「あめんぼあかいなあいうえお」を表現!
あめんぼ見たことない人も、これを見たらわかるかな?
とんでるー!
阿波踊り?
ぴゃいーん!
元気なあめんぼとこえび達ですね。
じゃあ、まず身体を動かしながら詩を覚えてみましょう!と
「だるまさんが転んだ」
を
「あめんぼ赤いなあいうえお」
に変えてやってみました。
「あめんぼあかいなあいうえお!」
ピタッ
「うきもにこえびもおよいでる!」
ピタッ
あめんぼっぽく四本脚で
大人は身体が硬いので不利なのかな?
詩を覚えたから皆であめんぼやってみよう!
こえびも泳ぐなぁ~
影絵であめんぼ!
泳ぐなぁ~
最初はただのあいうえおの詩に見えましたが、
身体で表現してみると、物語性もうっすら見えてきたり、
楽しい発見がありますね!
次回は「柿の木栗の木かきくけこ。きつつきこつこつ枯れけやき」です!
毎回来れば、全文覚えられるかも!
もちろん復習もするので
飛び入り参加でも楽しめますよ。
それでは、
今年もよろしくおねがいします。