今回は私がポルトガルから来た演劇集団で受けたワークショップの成果を児童館に持ち込んでみよう!と声を挙げ
おとな船長
三島さん
美紗子ちゃん
佐藤くん
の四人で活動をしました。今回初めて参加する佐藤くんは前回本番で客席係りを手伝ってくれた熱意ある青年。
以下今回の内容。
1.だるまさんが転んだ
人間の本性を見たいのなら遊戯に興じよと言われる程度に「お遊戯」と言うものは人間の実際に即していると思います。
だるまさんが転んだで鬼にタッチし勝利した者が自分なりの欲求をそのままルールに盛り込んで展開させていく愉快な遊びで子供たちを会場に招き入れました。
おとな船長「四つんばいできてください」
男の子「後ろ向きできてください」
別の男の子「キョンシーできてください」
美紗子さん「とまるときにひょっとこの顔して」
などなど。勝利者ですら「ルールを変更しなくてはいけない」というルールに縛られる現実社会の生き辛さを感じておとな船長は感傷に浸っていました。
2.私あなたゲーム
特定の学徒がいるわけではありません。児童館に遊びに来ただけの子供たちを参加者に変えるところから始めなくてはいけません。
最初に行った「だるまさんが転んだ」は参加しやすく子供たちもやったことのあるものでしたから抵抗はなかったのですが、即興演劇 インプロゲームのひとつである「私あなたゲーム」やってみたが「これ今やるか?」という場の要請から中止に。
3.みんなで場を作ろう
この流れではいかんと思った船長は、とにかく子供を巻き込みながら演劇的なことをしたいと思いましたが、「オレたちは遊ぶんだ!!」という全身が意思に満ちた少年たちとの葛藤から写真のような状態に。
今回はスリッパという凶器を子供たちが持ち込んでいた為に非常に混沌としていましたが、混沌としたのはリーダーであるおとな船長の頭の中だけであって、良い会として終わる事ができたようです。
おとな船長は、次回こそ子供たちに演劇的なる遊戯に興じてもらうために下準備を始めました。
12月はおとな船長による「五十音と言葉遊び」をメンバーみんなに提案中です?
果たしておとな船長の提案は通るのか?
次回もお楽しみに!!