本番アルバム

2019年3月6日水曜日

劇団フレフレ号と遊ぼう2月企画『フレフレ寄席6』

児童館に演劇を届ける劇団フレフレ号も、年に1回のフレフレ寄席は今回で6回目になりました。
過去の記録は以下の通りです。
http://furefurego.blogspot.jp/2017/02/blog-post.html
http://furefurego.blogspot.jp/2016/03/blog-post.html
http://furefurego.blogspot.jp/2015/03/blog-post.html
http://furefurego.blogspot.jp/2014/03/blog-post.html
http://furefurego.blogspot.com/2018/04/blog-post.html
その様子をご報告します。

これまで参加してくれた噺家さんたちは落研のOB&OGが多かったのですが、今回は現役と新人のフレッシュな高座となりました。
終わったあとの笑顔!実はこの三人は当日初対面!!
今回の演目は
一つ目は人参亭ぐりこさんの「太鼓腹」
二つ目は飛翔亭こばとさんの「だくだく」
そしてトリは紫紺亭 嫐嬲さんの「転失気」
の三席です。

さあ、会場へ
毎回活躍する暖簾、ここをくぐって・・・
いつものようにめくり、(マットの上の)座布団、花ござ

「きんちょうしてきた〜」

まずは「太鼓腹」が始まりました。
続いて「だくだく」へ
そしてトリは「転失気」
こどたちの感想を「わたしもやってみたいです。」



さて、届けた私たちの感想は、

初めて落語に臨みましたが、とても緊張しました。序盤にやらせてもらったので子どもたちの集中を後につなげられなくて悔しいです(>_<)私の力不足もありますし、最後までみたいと思ってもらえるような工夫ができればもっと楽しんでもらえたのに!と思います。
でも、最後まで聞いてくれた子どもたちが、心の底から「すげー面白かった!」といってくれて、中には私もやりたい!という子もいて、それは本当にやってよかったなと思いました。
ありがとうございました!
練習してくるのでまたやらせてください!
よしたけ


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今回、私は『だくだく』をやらせていただきました
子供達が周りの音にも乱されずこちらに意識を傾けて聞いてくれていたのが嬉しかったです
しかし、子供達を笑わせるためにはまだまだ実力が足りないなと感じました
もし、またご縁がありましたら
子供達のキラキラした笑顔とはじけるような笑い声を聞けるような、楽しい落語をお届けできるようにがんばります
ありがとうございました
飛翔亭こばと(小久保美羽)


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お疲れ様でした!

本日は「転失気」でトリをつとめました。
子供たちより大人の方が多いという状況に動揺しつつも、上下振る度に目に入る三島さんの微笑みに勇気付けられながら話しました。
個人的には放送が入ったときに動揺がピークに達し、全く対応できなかったことが反省でございます。

会全体としては、お子さんたちに最後まで座っていて頂くために、出順を変えたり出囃子をかけたりといったことも効果的ではないかと感じました!

お子さんたちのフレッシュなエネルギーに触れることができてとても楽しかったです!吉武さん、小久保さんの落語もとても面白かったです!
皆さん今日はありがとうございました!
紫紺亭 嫐嬲



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落語っていまのお笑いとは
違い聴き手
お客さんの力を必要とするお笑いなのだと思いました。

難しい内容や展開のピークに
なるまでの時間を
しっかり聞いてついてゆく
だからこそ、聴き手は想像することができ
人によって捉え方の幅も生まれるのだと思いました。

最後まで聞いてくれる子、途中から集中力が切れてしまう子様々でしたが

15分間想像を働かせて
この落語を聞いたという
体験が子供にとってふと
思い出す不思議な経験になるのではないかと思いました。

今日はステキな寄席を
ありがとうございました!

たむら


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初めは私たちおとなとこどもたちと児童館とを演劇で結ぶ責務のような気持ちで始めた劇団フレフレ号の活動ですが、回を重ねて丸7年度を終えました。
最近は役目である児童館の調整も含めて仲間と作り上げる喜びも感じています。終わった後の充足感が次回のチカラになります。
ところがです。
フレフレ寄席も6回目になるというのに、自分の調整不足が露呈する結果になって噺家さんたちにも申し訳ないことになってしまいました。
今回は終わった後の不足感をチカラに次回に挑もうという気持ちです。
噺家さんも含めて繰り返すことがこの活動の意味だと思います。(みっしー)
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こどもたちの感想をまとめた「劇団フレフレ号通信」を作成して児童館の壁に貼らせてもらいました。
「次回予告」にもあるように、次は絵本の読み聞かせをします。
「ぜったいにおしちゃダメ?」