本番アルバム

2015年3月29日日曜日

劇団フレフレ号と遊ぼう 3月企画「落語三題」のご報告

3月の「劇団フレフレ号と遊ぼう」は昨年の2月、3月に引き続いてタムちゃん企画の『落語』を児童館に届けました。
この日は立教大学落語研究会の3人が3つの演目を演じてくれました。

大橋『猫と電車』

「子どもたちの前で落語をするのは、高校の時に地元の盲学校でやったとき以来の経験ですが、みんなとても反応がよく、話している側の僕たちも楽しく出来たと思います。
今日のやったネタの『猫と電車』も内容が簡単で子どもたちにも分かりやすいネタだと思ったのでやらせていただきました。
特に猫が頭の上でおしっこを漏らすシーンでは、子どもたちも印象に強く残ったのか、フレフレ号通信にも『おしっこが面白かった。』など色々書いてくれてました。
このシーンがこの噺の全てだと思っているので、上手く子どもたちにも伝わったかと思うと僕も嬉しく感じました。
また、よろしくお願いします。」

林『饅頭こわい』

「子供達が全然知らない僕を受け入れてくれ、とても落語が楽しみながらできました。無邪気にそしてストレートに反応が返ってくるので、ドキドキしながら落語をしました。みんなでわいわい落語ができて、楽しかったです!ありがとうございました!」

大谷『親の顔』

「初めて子供達の前で落語をしまして、大変いい経験になりました。とにかく素直で正直なリアクションが返ってくるので、自分にとって噺をもっと上手に話したい!と考えるいい刺激になりました。自分は力不足でしたが、本当にありがとうございました。」


こどもたちも初めて落語に間近に触れ、今月の「劇団フレフレ号通信」にこんな感想をくれました。


*この1年間の「劇団フレフレ号通信」

2015年3月10日火曜日

劇団フレフレ号と遊ぼう 2月企画「わたしのすてきなたびする目」のご報告

2/28は劇団フレフレ号と遊ぼう2月企画「わたしのすてきなたびする目」を行いました。


ジェニー・スー・コステキ=ショー原作の絵本「わたしのすてきなたびする目」を題材にしています。



この顔は先月担当だった胡桃ちゃんが作ってくれました!かわいい!



主人公は斜視の女の子。(斜視というのは、両目でものを見るのが苦手な目のこと。作中では旅する目と言われています。



左目が斜視のこの子は、ある日治療のために眼科に行き、眼鏡とアイパッチを付けることになります。



斜視の治療法のひとつに遮へい法があります。これは、眼鏡で矯正した上で、良く見える方の目をアイパッチで隠すことで、斜視や弱視の目を集中的に使わせ鍛えるというものです。自分たちが作ったアイパッチを紹介されて、児童館に来ていたこどもたちは嬉しいような恥ずかしいような・・・

でもいちばんよろこんだのはなおみちゃんかもしれません。


皆のおかげで女の子は楽しく学校に通うことが出来るようになりました!


そして、久しぶりに眼科に行き、検査をすると・・・


「素晴らしい!君の左目は、とうとうやる気を出したんだ!!」



両目で先生が指す方を見られるようになったのでした!!



眼鏡はこれからも掛け続けなくちゃいけないけど、そんなの平気。だってそのほうがこの素敵な世界をもっと良く見ることが出来るから!眼鏡もオシャレにしたよ!



児童の皆さんは、女の子が楽しく学校に通えるように一生懸命アイパッチを作ってくれました。また、検査の場面では皆で女の子を応援してくれて、その場にいる皆がこのお話に参加してくれたと思います。



治療用眼鏡を掛けている子、眼鏡を掛けている子がクラスにいるという子、それぞれ何か伝わればなと思いこの絵本を題材に選びました。興味を持って下さった方は、是非原作の絵本も読んでみてくださいね。


恒例のフレフレ号通信も参加したこどもたち全員が書いて、全部載せることができました。

以上2月企画ご報告でした。



次回は3/28(土)です。一体どんなことをするのかな?どうぞお楽しみに!