この本は自分のニセモノロボットを作ろう、というところから、そもそも自分ってなんだろうか、考えていくお話です。
他の人からみた自分は?
環境によっても自分は変わる。等々、
視点をどんどん変えながら自分ってなにかを考えていきます。
こどもたちの前で読んで感じたのはこどもたちは大人以上に「自分がどうみられているか、みえるか」を気にしていて、逆に自分の不確からしさみたいなものはあまり気にしていない?ということです。
自分の顔を描いてみよう、というところでの女の子たちのこだわりようがすごかったですね。
また、絵を描いたり作業したりしながらの読み聞かせだったのですが、最後の結末までせがむようにお話についてきた子どもたちの真剣な目が印象的でした。
ユーモアのある絵本なので、楽しんでもらえたかな、でもあと5年後に同じ話を聞いたときにどのように感じるか気になりました。頭の片隅に覚えておいてくれたらいいな。
次回は段ボールを使った工作やパフォーマンスを予定しています。