2023/02/25(土)のフレフレ号企画は
3年ぶりに私、Sが企画しました!
(前回はこちら)
今回の企画の趣旨は「演劇の要素を用いてみんなと遊ぶ」。
さてさて、「なぜこんな企画にしたのか」から
「やってみてどうだったのか」
「次やるならどうするのか」まで、
簡単に振り返ってみたいと思います。
なるべく、簡単にざっくりとまとめるので、
読みたい部分だけをつまんでもらえれば^^;
①なぜ、この企画にしたのか?
今回、久しぶりに企画のお鉢が回ってきたとき、
あまりにも久しぶりだったので、
「自分には何ができるのか」
「子どもたちと何がしたいのか」
ある意味、自分自身と真剣に向き合いました。
その結果、
・自分がいままで積み上げてきた「演技」というものを軸にしたい
・「演技」を通して自分が楽になったものを一緒に楽しんでもらいたい
という風なことを考えるに至りました。
②どういったことを大事にしたのか?
やりたいものが決まったからと言って、
それが押し付けになったら意味はないので、
いろんな方にヒアリングも行って、
企画において何が大事なのかを明文化しました。
・何よりも子どもたちが楽しむ!
→そのためには、自分たちが一番楽しむ!!
・価値観や「正解/間違い」を押し付けない
→子どもたちが何をしても、誰かを傷つけない限り、「いい/ 悪い」の評価をしない
→積極的に参加するのも、しないのも自由。ありのままを受け入れる!
※ちなみに、本で言えばこちらを非常に参考にさせていただきました。
児童館で作成してくれたポスター |
③さあ、当日どうだったのか?
当日、現地に赴くのは「みっしー」「いでおん」「S」の3名。
八王子駅のバス停に集合した際に、
みっしーといでおんから溢れ出るベテランオーラ。
何かあったら二人に頼ればよい。
Sは鬼ヶ島に赴く桃太郎の腰についたきび団子のように
初挑戦の企画のくせに余裕しゃくしゃくでした。
児童館では館長も加わり、準備は万端。
少し、今日は子どもたちの数が少なそう。
予定時間になり、待つこと数分。。。
。。。。。。
。。。
。
来ました!!
男の子が一人。興味を持ちつつ、少し気後れしている感じ。
落ち着いて、とりあえず緊張ほぐしのトークからじゃんけん。
徐々に、子どもの気後れもとれてきたので、ワークに入っていきます。
ちなみに、今回のワーク構成を名前だけ紹介しておくと、こんな感じ。
1. じゃんけんアンケート
2. コピー・ミー
3. ウォーキング
4. 褒め殺し
5. プレゼントゲーム
6. アイ・アム・ツリー
7. アニマル
名前だけだと、なんだかわからないかもしれませんね💦
インプロ(即興演劇)や
シアターゲーム(演劇の練習前や、ワークショップで行ったりゲーム)
と呼ばれるものからほぼ持ってきています。
さて、いでおんや館長、みっしーが率先して楽しんでいるのもあって、
ゲームが進行するにつれ、参加している子どもも徐々にギアが上がってきます。
それを見て、私は心の中で盛大に安堵の吐息をつきつつ、司会進行していきます。
そして、最後のワーク「アニマル」では、参加してくれた子どもから
オランウータンの魂が見えたときには、感動しました。
「ウナギ」の魂を宿すみっしー |
④振り返ってみて
やっぱり、こういう企画は楽しいですね(笑)
企画は、自分が楽しんで、参加するこどもと一緒に楽しく挑戦するのが一番!
今回、事前の準備で個人的に良かったことは
・事前に、メンバーで目的やルールを共有して臨めたこと
・具体的なワークや進行イメージをなるべく作って、事前練習もして臨めたこと
・理想の展開から、困った展開までを想定していたこと
でした!
子どもの数が少なかったので、
様子をみながらしっかりと対応できたのもプラスでした。
次回、もしもどこかでやらせてもらえるなら
・多人数の場合でもうまく進行を回せるのか試したい
・複数日程で企画を行い、子どもたちの変化を見てみたい
ですね。
⑤メンバーの声(感想)
今回はいわゆるインプロゲームをさせてもらいました。インプロとは即興のことで、その場で思い付いたり指示のあった役割や場面で演じていきます。私が大学で演劇サークルに入っていた時には、新入生と一緒によくやっていたなと懐かしくもかなり久しぶりだったのでこちらも良い緊張感を持って臨みました。最近はこちらで予め作ったものを観てもらうということが多いですが、フレフレ号の活動を始めた10年前はよくこういった形でインプロゲームをすることもあったのでそこも懐かしかったです。さて開始時間になりましたが本日は祝日後の土曜日で児童が少なく、もしかすると参加者0人かと思われました。(こういうのも以前はよくあった!)が、少ししてから1人男の子が参加してくれ、最初はイヤイヤ?照れてる?姿からどんどん積極的に参加してくれ嬉しかったです。大人顔負けの即興を見せてもらえとても充実した回となりました!
みっしー
今回は参加してくれたこどもは一人、しかも男の子。対する大人は館長さんも含めて4名。言うなれば超豪華版!今回は2012年にフレフレ号の活動を始めた頃を思い出す活動となりました。当時は毎月毎月、年12回児童館に通っていました。毎月通うとこどもたちも私たちに慣れてきます。しかももっぱらこどもたちに積極的に参加してもらうスタイルでした。コントのお題に最初は照れていた男の子が、二度目、三度目と繰り返すうちに自信が表れる姿がかわいかった。近年は年6回から4回になり、ゲームの回は参加形式ですが、寄席やお芝居などの催し物を観てもらうようになっています。現在の形式でも新しい可能性を見出せたような気がした貴重な機会でした。とことん参加してくれた男の子はイケメン卓球少年でした。