本番アルバム

2018年11月14日水曜日

劇団フレフレ号と遊ぼう10月企画「骨折り坊や」

10月の「劇団フレフレ号と遊ぼう」はお芝居「骨折り坊や」を児童館に届けてきました。
まずは、
夜の公園での稽古に加えて恒例のカラオケ当日練習から
(右の絵がすごい)
はじまりまじまり、、、
骨を折った坊やは三角巾で腕を吊っていました。
なんと骨折りの原因は腕相撲!!
もう一人も骨折り坊や?
 お楽しみ工作タイム!
骨を折った坊やの三角巾をみんなで飾ることにしました。
さあ、何を作る?
みんなが作っている間にいくつもの歌の応援も
さあできた、三角巾の表はこんな感じ
裏にも
これは誰が作ってくれたものかな?
劇に戻って、
さっそく素敵な三角巾に取り替えると・・・
治ってしまったの?
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では引き続き参加者の感想を

こんにちは。たむちゃんです。

今日はフレフレ号史上初の
ノンフィクションドキュメンタリー!?

骨おりぼうやをお送りしました。

今日は小学1年から4年生までのお客様でした。 
骨を折った主人公へ
主人公の好きなもののイラストや励ましのお手紙を書いてくれるこどもの優しさに触れられてとても嬉しかったです。

また、練習よりも笑い声や
こちらの投げかけに対する
応答もあり
役者陣も本場が一番の出来だったと感じています。
充実した一日でした。


感想、いでおんです。

本日はノンフィクションドキュメンタリー、「骨折り坊や」をお届けしました。
ノンフィクションということですが、
現実で友達と腕相撲をして骨を折ったのは僕です。
お芝居が終わった後の、
「この中に本当に骨折った人いるんだよー」
「僕だよー」
という時には何とも言えない空気が流れました笑

お話の中であった通り、
遊んでいて怪我をさせてしまった側、
怪我をしてしまった側、
お互いに思い合って仲直り出来たらいいな、という気持ちでこの話を書きました。大人でもなかなか難しいことですよね。

骨を折った主人公へ皆で励ましのイラストや手紙を児童達が描いてくれて嬉しかったです。


はまさきです。

今回は、台本読んだ瞬間から、いやいや、めちゃめちゃドキュメンタリーやないかいと思って笑いました。

子供たちの反応も想像してたよりも、よく、自分も積極的に話しかけることができました。びっくりです。

子供たちの反応や発言ひとつひとつに発見があって、すごい自分の中でもよかったです。

充実した1日でした!


こんにちは。sです。

ふだん小学校に通う小さなお客様を前にドキュメンタリー舞台を披露しました(笑)

まだ覚えてるお客様はいるのかな。いると嬉しいですね🤣

作品を届けている間、新鮮な反応をお客様からたくさんもらいました。
笑ったりツッコんだり。
やっぱりダイレクトにそういう反応してくれると、役者は嬉しくなってきます。


クライマックスはみんなが折り紙にお絵かきをして、お見舞いの品としてプレゼントしてくれる工作タイム。

思い思いの描きたいものを力いっぱい描いてもらいました。小さなお客様ならではの迫力と積極性にビックリ。
お見舞いをもらう役だったので、舞台上で目が潤んじゃいましたよ。。。


骨を折ってみるものですね😊


みっしーの感想です。

はてさて、いでおんさんの坊やシリーズがこんな形で進化するとは。

昨年の「家出坊や」、「家入り坊や」から1年以上経っての「骨折り坊や」!今回は何と言っても実話に基づくお芝居が特徴です。色々な意味でコンセプトも明快でしたので、無理のないお芝居を素直に届けることができました。

その結果、こどもたちにも自然に届くお芝居となりました。
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おなじみのフレフレ号通信です。

次回はお芝居『三びきのガラガラドン』をわくわくシティの中で小学校の校庭でお届けします!
ではまた!!


2018年10月2日火曜日

劇団フレフレ号と遊ぼう8月企画「トランプを使って新しいゲームをやってみよう!」





猛暑だった8月の終わりに児童館での活動の様子を報告します。
毎年夏休みは「段ボール工作」「絵本の読み聞かせ」「紙ヒコーキ」など大掛かりなものからしっとりしたものまでいろいろな企画を児童館に届けてきました。

今回は「トランプを使って新しいゲームをやってみよう!」と題して、文字通りこどもたちと一緒に遊びます。
事前にルールと親交を確認
こどもたちへのプレゼントの製作
トランプやUNOで遊ぶ準創作ゲーム!!
①インディアンポーカー
②武道会
③スパイゲーム
最初はインディアンポーカーから
どうする?どうする?
よく周りを見て見て
さあ、勝負だ!
待てよ、得点は?
さあ、次は。

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今回はマイナーなゲームをトランプでできるようにアレンジし既存のものを新しい遊び方で遊ぶことにしました。
得点ボードにダイスケと記録して
今までは自由に工作をやってもらうとか目的を決めて自由に目指すとかもありましたので新しいものをと考えて1時間で3つの遊びを提供してみました。

ルールを共有すれば老若男女問わず遊ぶことができ、簡単であれば間口を拡げやすいと考えて簡単なものを導入していきました。

基本的には既存ゲームの簡易版として小学生が入りやすいように調整し、戦略性をできるだけ維持することで中学生くらいまでを取り込めるように狙いを定めていました。

子供たちがすぐにルールを飲み込んでくれたのでゲームをテンポよく進められたので3つとも回しきれました。飽きないように大人の皆さんにもリアクションをしっかりしてもらえたのもあり、楽しんでもらえたようで嬉しかったです。(ダイスケ)


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こんにちは!田村です。
こんにちは!田村です。
児童達は、夏を楽しみ尽くされているようで

まず、こんがりと焼けた肌に
びっくりしました。

いいなぁー。どれだけ夏を楽しんだらあんな真っ黒になれるんだろう。
2.3日沖縄に行ったーというような焼き方じゃないんですよね。本当に真っ黒なんです。

★今日はUNOとトランプを使っての心理戦ゲーム!?をしました。

小学2年生から中学生や高校一年生の子と大人4人がそれぞれタッグを組み真剣対決です。

年齢の離れた大員数がテーブルを囲いカードゲームを
する姿は
まさに新年に親戚が集合して
カードゲームをした思い出が蘇りました。

あの頃は、自分は大人にゲームを教わり、子供だからと言って勝たせもらったり手加減してもらったり、、
それが今度は逆の立場になるのかと、しんみりしていたところ。。。

全くの手加減なしでコテンパンに負けました。
悔しいですね笑

またゲームを通して幅広い年齢層の子供と接することができて、ゲームの合間に見れる子供たちの反応や大人のリアクションが本当に面白かったです。
オンラインではない関わりって大切ですね。



面倒くさくても、トランプを持って親戚の集まりには
参加しよう。。。と何故か
反省しました笑

また、高校生中学生になっても児童館に遊びにきてくれる子供たちがいるというのは
本当に素敵ですね。

そんな素敵な場を日々、つくりあげている、守っている
先生方。本当に尊敬致します。


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こんにちは、sです。
こんにちは、sです。
外は太陽がサンサンと輝く近年まれにみる猛暑の日、フレフレ号メンバーは熱中症対策でかけられたエアコンの恵を享受しつつ、イベントを行いました。
始まる前は、何人集まるかドキドキでしたが、いざ始まってみると、ちょうどよい数の若い方々が来たので安堵しました。

開始後の概要は岡さん田村さんのまとめが帯にも襷にもちょうどよい長さなので割愛。

イベントを通して、一番感じたことは若い方々の勝利に対するひたむきさです。
フレフレ号のメンバーという、自分の2倍3倍の年齢の人間に勝ってやりたいという熱意。
普段一緒に遊ぶ仲間たちに負けまいという意地。
そんなものをヒシヒシと感じました。

年を取ると、この一生懸命さを忘れ、良くも悪くも手を抜ける部分で抜くようになります。
でも、彼らにはそれがある。
しかも、カードゲームなどの勝負ごとに慣れ親しんでいるので、強いのなんの・・・!
ハートとテクニックで劣っていたせいか、フレフレ号メンバーの年の功などでは、太刀打ちできませんでした(笑)

あと、運営していてよかったと思ったことは、今回のマスターである岡さんがゲームを3つ用意して飽きが来る前に次のゲーム次のゲームへと変えていったこと。
やはり、常に新しいものを出していくことで、いい感じに最後までみんなが楽しめることができたと思います。

最後に、印象に残ったことなんですが、(聞き間違いかもしれませんが)若い方々に「先生」と呼ばれたんです。
その瞬間、昔、自分が見ていたように、いま自分も「大人」として見られていることを改めて実感しました。
小学生から見れば、中学生は「大人」ですし、中学生から見れば私たちは十分「大人」なんだと思います。
思い返すと「大人」って結構万能感のあるイメージでしたね。
いま、自分がそう呼ばれるようになって、過去の自分に胸を張れるだろうか。
目の前の彼らに胸を張れるだろうか。
胸を張り続けられるだろうか。
そんなことをぼんやり思いました。

これからも、年をとればとるほどできることは増えていく。こんな「大人」もいる。
なんてことを証明していければいいですね。


とりあえず、次勝負するときは絶対に負けないぞ(笑)


s


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「夏休みには何をやろうかな」
そんなことを考えるようになって何年目の夏にあるでしょうか。

大掛かりな段ボール工作も何回かしました。夏休み図鑑を作ろうという年もありました。アイデアが出なくて出たとこ勝負でしっぽ取りゲームに終始したこともありました。
今年はトランプゲーム。事前に何回か集まって準備をし、当日もバッチを作ったりと。ゲームになるとこどもたちもおとなたちもそれぞれの個性で立ち向かいます。それを共通のルールで共有する場はとても大切に感じられるものでした。(みっしー)
夏休みは何をしようかは

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普段トランプやカードを使ったゲームにふれることがほぼありませんので、新鮮な経験をさせていただきました。

どのゲームにも、読み合い、策略、運の要素があり、スリリングな時間を楽しむことができました。

参加した子供たちも、それらの要素ー特に読み合いを、結果に一喜一憂しながら楽しんでいたように思われました。

ありがとうございました。

ウルフ
新鮮な経験でした


今回もたくさんの感想となる機会を届けました。


次回10月は経験談に基づくお芝居「骨折り坊や」をお届けします。

2018年6月25日月曜日

劇団フレフレ号と遊ぼう6月企画「宮沢賢治童話集」

何年かぶりで5月と2ヶ月連続の児童館企画、今月6月は『宮沢賢治童話集』として「どんぐりと山猫」と「よだかの星」の2本のお芝居をこどもたちに届けてきました。(担当:よしたけ)

まずは児童館に乗り込む前に恒例となったカラオケでの当日稽古の様子から。
真っ白なうちわを手に持って
児童館に着いて、
これまでの活動はオリジナル脚本の演劇をはじめ、寄席(落語)、絵本(制作や読み聞かせ)、工作(段ボール、飛行機、舞台道具)などその時々のメンバーがこどもたちに届けたいものを持ち寄ってきました。
今回は宮沢賢治のお話をそのままぶつけてみる企画で、その時に集まったこどもたちにどのように届くかのチャレンジでもありました。
そんなおとなたちもこどもたちと会話を交わしながら一緒に小道具を作ることから始めました。
工作の説明に、何が始まるのかな
さあ、このうちわを使って、これから始めるお芝居の小道具を作ろう!
いくつかのグループに分かれて、
えっ、どんぐり? ねえ、どうする?
切って、貼って
 できた!
こどもたちのいろいろな工夫が入っています。
とんがったどんぐり、まあるいどんぐり、大きなどんぐり(裏面にも)

こどもたちが役割分担をして自分たちの発想で、作ってくれました。お互いに緊張もほぐれ、自分たちが作った小道具がどのように使われるのかも楽しみで、あっという間の時間でした。

さて、宮沢賢治も登場して「どんぐりと山猫」が始まりました。

山猫から手紙が届いた
うれしくて眠れない
手紙をくれた馬車別当登場
山猫の裁判が始まる
無事解決して、金のどんぐりが・・・

次に「よだかの星」へ。
始まりました。 
「よだか」って、たかの仲間?
南の空のお星さま!
よだかの思いが会場に響きます。
ありがとうございます。おしまい、おしまい


次に、参加した仲間たちの感想です。

今回は宮沢賢治の『どんぐりと山猫』と『よだかの星』をお届けしました。宮沢賢治のお話そのままだったので、言葉は伝わるかな、途中飽きてしまったりしないかな、不安だったのですが、みんな一生懸命観てくれました。こどもたちを信じてもっともっとぶつかっていけたなとも思います。
こどもたちにちょっとでも演劇ってなんかすごいぞ、おもしろいぞと、思ってもらえてたら嬉しいです。
ありがとうございました!
(よしたけ)

沢山の子供達に囲まれて…というめったにない状況、はじめはどうなることかと思いましたが、子供達の方から積極的にコミュ二ケーションをとってくれ、また想像以上に小道具作りや芝居に真剣に向き合ってくれて、とても嬉しかったです。
貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。
(けいこ)

はじめての児童館でのお芝居、とても楽しく参加いたしました。小道具作りからお片付けまで一緒にできて、たくさんお喋りさせてもらえたのが嬉しかったです。
子供たちの反応や関心の寄せ方は様々で、新鮮でした。大好きな宮沢賢治の言葉を一つでも多く子供たちに届けられていれば幸いです。
(丼)

小学生の前でお芝居をするのは、正直不安でした。しかし、お芝居前の小道具製作中の楽しそうな姿やお芝居中の真剣に聞いてくれている姿を見ることができ、やってよかったと思いました。皆さんの心に少しでも何かが響いてくれていたら嬉しいです。ありがとうございました。
(ちか)

同期からの声掛けで急遽参加させていただきましたが、とても楽しく、貴重な体験となりました。
今まで演劇をやっていて思っていたことですが、今回改めて、子供というのは本当に良いお客さんだと感じました。いつでも本気で、純粋で、役の感情を真っ直ぐ感じ取ってくれます。
彼ら彼女らの大切な時間に、演劇を観るという経験、そこに関わることができたことが嬉しいです。
大きくなってから、少しでも今日のことを思い出してくれたら、なんて思います。
ありがとうございました。
(あんじゅ)

これまでの6年間の児童館では、こどもたちの毎回の反応を見ながら次回のオリジナルの脚本で演劇を届けてきました。
今回はこどもたちの内容の理解よりも、演じ手の気持ちや思いっきりの表現が伝わるものになったことが、こどもたちの感想から伺えます。
これから先、賢治の作品に触れる時には今日の機会の上に新たな思いが広がって行くことと思います。自分がこどもの時に経験したように。
(みっしー)
フレフレ号通信に書いてくれた言葉がこどもたちの気持ちです。
おつかれさまでした。この笑顔におとなたちの気持ちが表れています。
この仲間たちは今日の宝物をもって、来年の計画まで言葉になりました。


さて、次回は8月に「新しい遊びをやってみよう」と題して準備を進めています。