本番アルバム

2018年4月4日水曜日

劇団フレフレ号と遊ぼう3月企画「フレフレ寄席 その5」

児童館に演劇を届けている劇団フレフレ号の企画も今回は、2014年から年度の終わりのこの時期に毎年1回開催しているフレフレ寄席も5回目を数えました。その様子をご報告いたします。
過去4回の記録です。
http://furefurego.blogspot.jp/2017/02/blog-post.html
http://furefurego.blogspot.jp/2016/03/blog-post.html
http://furefurego.blogspot.jp/2015/03/blog-post.html
http://furefurego.blogspot.jp/2014/03/blog-post.html
このくるみさん作成のフレフレ寄席専用の暖簾も毎回活躍しています。
噺家さんは大学の落研OB&OGで、フレフレ寄席の常連さんとニューフェイスによる落語二題を届けてきました。

一つ目は硝子屋クラッシャーさん、昨年は「猫と金魚」、そして今年は「粗忽の釘」です!二つ目は今回初参加のあぶら屋エコナさんの「平林」でした。
最初は落語とは?といでおんのお話から・・・
児童館に遊びに来ていた学童保育のこどもたちも観にきてくれました。みな生の落語は初めてです。
話に合わせて右に左に
動きに合わせて左に右へ









硝子屋クラッシャーさんの「粗忽の釘」
素直で可愛らしい子どもたちの前で落語をやらせて頂ける事、本当に貴重な経験であると、感じております。また、とても楽しい時間でした。
落語は一人芝居ですが登場人物、場面展開も多く有り、お客さんの数だけ想像の世界があります。
子どもたちひとりひとり、違う場面が見えていたり、聞こえているんだなぁと、演じている側からも感じられました。また、それがとても楽しかったです。

今日はありがとうございました!貴重な機会をいただき、大変勉強になりました。
硝子屋クラッシャー

あぶら屋エコナさんの「平林」
今回、落語を初めて観るという方が多かったようですが、みんな一生懸命耳を傾けてくれました。
ひとりでたくさんのキャラクターを演じているということや、話のオチまでの流れなど、「落語ってこういうものなんだなあ」と少しでも楽しんでもらえたならとてもうれしいです。
また一緒に落語を楽しめたらと思います!ありがとうございました。
あぶら屋エコナ
噺を終えて






続きましてそのほかの参加者のコメントを披露していきます。


本日は皆さまお疲れさまでした。内藤です。
私は特に何もしませんでしたが、最初はただ何となく聞いていた子どもたちが後半になるにつれて「あ、落語ってこういうことなんだ」と徐々に引き込まれていっているのが伝わってきました。
子どもたちのリピーター率がどのくらいなのか気になります。次回は、「フレフレ寄席は何回めですか?」とぜひ聞いてみてはいかがでしょうか?
昨年は「藤木の札」の上野亭ぱんだ

本日のフレフレ号は落語会でした。
1年に1回、この時期に行う落語会はフレフレ号にとって恒例になりつつあります。噺家1人で全てを演じる落語は舞台上の芝居と違って今どんな場所で何をしているのか言葉だけで表現します。
児童にとって分からなかったり難しい言葉があったかもしれませんが、きちんと話を理解してくれてオチでも笑いが起きていました。
最近だとNHKで「観る落語」なんて番組もやっていますが、
(あれもとても面白くてオススメです)実際に目の前で落語を聞くのはなかなか無い体験だったのでは無いでしょうか。
児童達の体験の1つになれていたら嬉しいです。
いでおん

久しぶりのフレフレ号参加できて嬉しかったです。
また、私にとってもこどもにとっても、初落語!
スッと役に入ったクラッシャーさんが話してる方向をこどもたち全員が見る姿はおもしろかったです。
最近は目にすることが少ないキセルや仏壇、八寸釘、金魚鉢などが分かりにくかったのかな?と思いましたが、カナヅチで指を打つところはウケていたので、こどもたちがしっかりお話を聞いて理解していると思いました。
児童館で落語を聞けるのは、こどもたちにとってとても良い経験になっていると思います。こどもたちの成長の一助になっていたら幸いです。
さえ


僕もかなり久しぶりのフレフレ号参加で、また僕の場合は、生で落語を聴くのも初めてでした。
内容の面白さはもちろんのこと、お二人の表現力が素晴らしく、すっかり魅了されました。
また、子供達にも私語がほとんどなく、集中して楽しく聴いていましたので、落語の魅力がじゅうぶんに伝わったことと思います。
楽しませていただきました。
辺見

毎年お噺ししてくれる方たちは、落研時代から数多くの場でお噺していてもこどもたちの前でするのに慣れている訳ではありません。ましてや演目もこども向けのものでもありません。こどもたちに受けるかの不安や緊張もあると思います。でも始まると話す方も乗ってきます。ですから、それが生落語はおろか落語自体も初めてのこどもたちにも忖度なしにストレートに伝わっていきます。毎年毎年、おとなもこどもも双方にとって貴重な場となっています。
今回は演者以外に五人のおとなが参加しました。直接舞台に立たないスタッフのおとなの数が多い回は経験的に満足度が高いものです。それぞれが分担して対応ができる体制が大切です。特にうれしかったのは久しぶりのさえさん、辺見さんが参加してくれたことです。
みっしー
久しぶりに集合写真を撮りました。

観にきてくれたこどもたちの感想を乗せた「劇団フレフレ号通信」を作成して、児童館に掲示させてもらいました。

次回は5月、「ことばあそび」を届けにきます。