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2013年1月14日月曜日

コラム~子育てにひと区切り~04


コラム名:~子育てにひと区切り~
表題:04こどもを育てる
デンマーク人と結婚し、そちらで子育てをされた方の話です。
学校と社会で徹底的に自分の意見を表明することを教えられます。日本人のように空気を読むことはしません。
空気を読んで自分の意見を言わなかった人は、どんな決定にも従いますと白紙委任したとみなされます。
討論の後の結論は自分の意見と違っていても従うことも学びます。
社会の仕組みもコミュニティという小さい単位でそのようにして、大抵のことを決めていきます。
顔の見える範囲で討議しながらたくさんのことを決めていきます。どうしてもコミュニティでは決められないことだけが国に移管されていて、国もコミュニティも対象が違うだけて権限は同じという意識だそうです。
そうなると社会はどうなるのでしょうか。
自分の属する組織のことは自分で決めたという意識になるそうです。一員としての意識です。
日本とは比べものにならないほど高い付加価値税率(25%)、必ず自分たちのために使われると確信することができるので、受け入れることができるのです。取られた金とは思っていません。
もし、自分たちのために使われないと感じたら、徹底的に討議しながら、政府を自分たちの政府に変えると考えるのです。
社会を政府を信頼することが出来る国民は、それだけシアワセかもしれません。
そのためにこどもの時から徹底的に教育するのです。
それぞれが自分の子どもを育てるということを通して、自分の社会を作ることなのですね。

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