本番アルバム

2013年11月18日月曜日

第一回 被抑圧者の演劇 勉強会

佐藤くんも上げていましたが、おとな船長からも補足として。

14時から始まった勉強会は17時で終了。内容は被抑圧者の演劇とは何か?についての座学でした。被抑圧者の演劇が生まれた背景から、どうしてボアールが亡命をしなくてはいけなかったのか、当時の社会情勢などの説明も入りつつ、ボアールが最後に亡命した先で、被抑圧者の演劇が抑圧者のいない地でどう変化したのか、それらの背景を学ぶことで演劇の日でどう実践していくか考える土壌づくりを行うことができました。

立教大学の兼任講師である梅原さんは、今回からボアールに取り組んでいくということでモチベーションも高く、価値のある資料や、まだ国内で翻訳・出版されていないワークショップ本の翻訳と紹介も行ってくれます。11月担当の佐藤くんも大学での勉強をしつつも、演劇の日を主導するという立場で動いてくれています。今回一参加者として参加するおとな船長にできることは、佐藤くんが児童館のこども達を演劇の日に巻き込む手伝いで、ずばり巻き込むことを手伝うという役割を担うことになったわけです。

今月は被抑圧者の演劇に取り組む一回目です、今月の成果が来月再来月と繋がっていくわけですから、おとな船長もしっかり記録を残していくつもりで参加しなくてはですね!

今回の勉強会で面白かったのは、参加者が大学でやったことのある演劇ワークショップの出典が被抑圧者の演劇であったこと、そして多くの参加者がそれを知らなかったこと。また黒テントなどが取り入れていたというエピソードも聞くことができて、とっとつき安く実行しやすい、まさに手段としての演劇を行っていくのだなと考えたおとな船長でした。

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