本番アルバム

2013年6月24日月曜日

演劇の日の様子(第十四回)




こんにちは、おとな船長です。6月22日に児童館で行った活動の記録です。

今月までは立教と専門で絵を学んでいる胡桃さんに児童館での広報用に「フレフレ号通信」を作成して貰っていました。昨年は最年長の三島さんとイラストレーターの安藤さんの協力でフレフレ号通信を作っていましたが、演劇の日の実施に汲々とするなか、また公演の稽古が始まった事により中断してしまいました。公演後、子役事務所の講師や、前任のやまねこ一座で脚本兼演出を担当していた伊藤くんの提案や、胡桃さんからの提案で胡桃さんにアナログ広報を担当してもらいました。

最年長の三島さんと私の共通の認識で「その時に出来る人が出来ることを出来るだけを行う」という方針をもって、学業が忙しくなった胡桃さんの作業量を減らす為に、今までの通信を参考に活動の一部に「フレフレ号通信づくり」を加えました。

児童と作成した通信の一部

今回の参加者は

荒川チョモランマという劇団で役者をしている吉武さん(児童館での本番にも参加してくれます)

馴染みの参加者で井出くん、三島さん、そして私の計四人でした。

児童館について、職員さんと相談をしながら準備をして、進めました。職員さんの協力の下、今回は12名以上の未就学の子から小学校六年生までの参加者が。

最初に行ったのは班分けで、円になってもらい井出くんに班分けしてくださいと指示。「一、二と交互に言ってください」と井出くんな皆に指示を飛ばして一班二班に別れました。この時はまだ9名。この後「どんじゃんけんほい」を行うのですが、私がルールをよくわかっておらず、職員さんに協力してもらいゲーム開始。これは前回フレフレ号が貼ったブルーテープの上で行われました。ルールは
相手の陣地により多く飛び込んだ方の勝ち
線の上を移動する
鉢合わせしたら手で押し合い、じゃんけんをする
負けた方は陣地に戻る

勝負する吉武さん


負けた方が陣地に戻っている間に走って、相手の陣地に飛び込めば勝ちというゲームですね。これは職員さんが審判として慣れていて、一試合3分でルール説明や諸々含め15分前には終わりました。
ルール説明の様子、柱にいるのが職員さん。

この後は私が中心になり、よくある演劇の稽古で使われている「一本橋エチュード」と片足ずもうを組み合わせたものや、三人の鬼と三人のダルマが同時に何かやる「連帯だるまさんがころんだ」をやりました。私は順番を忘れてしまったのですが、連帯だるまさんがころんだを「どんじゃんけんほい」の後、勝った班が鬼で始めた気がします。
乱戦の様子

三人同時にゴールというルールをうまく伝え来れておらず、一回目のゲームは不満な顔をする男の子もいましたが、二回目以降はこの男の子が中心になり、だるま仲間に「ストップ!」と声掛けして三人同時ゴールを成功させていました。鬼が三人同時に「だるまさんがころんだ」というのは難しく、事前相談して読むペースを決めていたのは、参加している子達の遊びに対する真剣さを感じた瞬間でした。これは5回くらいやっておしまい。鬼がだるまに出した歩き方の指示は「はいはいでくる」や「目をつぶって手をつないで歩く」や「目をつぶって後ろ向きに歩く」などでした。

その後で吉武さんと井出くんに一本橋エチュードをやってもらい、
私の説明は「今だけは嘘をついて良いので、あっちにいく為に相手に嘘をついてください」というものでした。これは「うそをつくゲーム」として楽しんで貰えたようで、ルールは

制限時間20秒
20秒過ぎて渡れなかったら片足ずもうで勝負

という単純なものでした。時間係りはiphoneを持っていた小六の女の子に頼み、三組同時にやってもらいました。終わった後でどんな嘘をついたか聞くと一番年齢の低い子からは「公園に紙が沢山貼ってあるから」高学年の女の子は「
財布をあっちに忘れて来た」で、それを聞いた相手は「雪が降って積もってるから見つからない」他に「連帯だるまさんがころんだ」でリーダーシップを発揮していた男の子は「ヤンキーが百人くる」でした。

40分過ぎたので、五十音の音読をするよと言ったのですが、切り出し方が悪かったようで「ゲームは終わり、ここからはこっちでやるよ」と間違って伝わったのでは?と反省会でも出たのですが、低学年の参加者四人を残して人がいなくなってしまいました。

残ったメンバーで大きな声で読んで、井出くんは五十音の音読が開始された当初からいる女の子がしっかり覚えている事に驚いていましたね。その子のお兄さんも大きな声で読めていて、家で習ったのかな?と。

一回大きな声で読んだ後は、「だるまさんの一日」をやってお終い。「だるまさんが酔っ払った」や「だるまさんが泣いた」など、うまいことやっていて関心しました。一番小さな女の子は出来ませんでしたが、それでも井出くんに付き添われて楽しくやれていたようです。

「だるまさんが寝た」で眠る参加者

50分には、片付けを参加してくれた子達としながら、通信の作成です。照明を片付けたり、書き込んで貰ったりしながら、おとな船長は今回の写真を近くのセブンイレブンにプリントしに行きました。写真プリントはセブンイレブンのネットプリントを使って一枚30円で出来るので助かります。出来上がったものはセブンイレブンでカラーコピーして、過去分と併せて参加してくれた子に配りました。

このフレフレ号の作成と配布で、保護者の皆さんに活動の内容が届くことを期待しています、やはり保護者の方の力が必要になってきますからね。

帰り際に「また来月もくる?」と聞かれて、くるよと答えました。もう私にとっては約束を守る為にも続けていきたい活動として定着しています。井出くんも今回は、今までにない関わられ方をされて、活動に対する気持ちに変化があったろうと思います。

少しずつですが、信頼関係が生まれてきていて、この活動を続けられて良かったな、参加者と児童館に遊びにくる児童が出会えて良かったなと思えてきました。

来月は絵本の読み聞かせや漫画の再現をします。がんばるぞ!

メガポテトを食べる井出くん。

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