本番アルバム

2012年6月12日火曜日

2012年6月の定例会をしました。

お久しぶりです、おとな船長です(24歳の頃の僕です。



自分の顔も撮りためてみると、年ごとに全然違って見えるから不思議ですね。

6月9日に行われた私達の会議では、脚本の話もしましたし、実は、皆さんに向けて公開される予定のホームページについても話し合われたのです!近々遠々、公開いたしますので、楽しみに待っていてくださいね!

さて、今日はおとな船長から、私達フレフレ号の普段の活動の様子を報告したいと思います。

「劇団って、どうやって脚本を決めるんだろう?」
「もしかして山奥で滝に打たれながら考えてるのかな?」
「そもそも脚本ってなんだろう?」

そんな疑問に答えるべく、思いのたけを綴っていきますよ!



会議の場所は都会の建物の一室。

左からイラストレーターの安藤さん、私達の大黒柱である三島さん、フレッシュマンの井出くんと、絵に外国語に大忙しの胡桃さん。



赤い服を着ているのが演出家の佐藤さん。


爽やかに窓を開ける脚本家のブランカさん。

全員が集まったところで、今日の議題について話し合っていきました。
どんな議題だったでしょうか?


  1. 5月の演劇の日の報告、課題の検討、確認
  2. 6月の演劇の日の内容、参加者
  3. 7月の演劇の日(9日時点では学校に配るお知らせには告知されています。)
  4. クラブ交流会参加について
  5. ブログ開設から10日たって
  6. ホームページの準備状況
  7. 脚本の状況
  8. 稽古の内容、方法、日時の要望等の確認

以上、8つですね。


【演劇の日について】

6月の演劇の日はおとな船長がリーダーをすることに!
前回は即興劇のゲームをやりました。その時に「こうしたいな!」と感じた所を、おとな船長なりに考えてみましたよ…
おとな船長は「他者への理解」について強い関心を持っています。
「僕と君とは違うけれど、じゃあどこが違うんだろう?」
その答えを参加者全員で見つけ出すために
『まねっこゲーム』を色々な方法でやりますよ! 

話し合いの様子



【ブログの告知】

前年度までに回っていた児童館の皆さんに


「私達は今、こういう活動をしています、また、皆さんの所に行きたいと思っています。今年度から活動の内容が少し違っているのですが、よければ私達のこと、知ってもらえないでしょうか?」


と、広報して回りたいおとな船長。深く交流するためのきっかけになれば良いなと思い作ったブログですから、知ってもらわないと意味がないのです!しかし、ちょっとおとな船長勇み足をしてしまいました。来月にでもお知らせしたいくらいだったのですが、賢明な参加者さんたちの智恵で保留中です。仲間ってありがたいですね。

6のホームページについては、実はもう写真を撮れば完成というところまで来ているのです(ワクワク)ホームページを作っている私が言うのですから間違いはありません(ドキドキ)





さてさて、定例会のメインの議題である脚本の話。
面白ければ何でも良い ではちょっと不甲斐ないですね。

演劇を届けにいって ハイオシマイ では悲しいですよ。
こども達がバンドに憧れて児童館で活動しているのを観た時に、
おとな船長は「演劇もこうなってほしいな」と思いました。

おとな船長は演劇が大好きです。
その大好きな演劇は良い物だと信じています。
良い物を分け合いたいと思う気持ちを、大事にしていきたいんです。

私達が、とても面白い演劇を届けることが出来れば、
児童館のこどもたちも「演劇を作ろう!後輩に見せよう!児童館を使わして!」
となるんじゃないかな、地域に演劇が根付くんじゃないかな?と期待して、活動をしています。


話を戻します!!

全ての人の為の演劇を作るべく、その時集まった人達にしか出来ないものを作ろうと意気込んでいたりもします。参加しているメンバーは、これを読んでいるあなたの身近な友人と殆ど変らない「普通の人達」です。

これから児童館に持って行く作品は、私達しか作れないものだから、私達が届ける意義がある。そう思って定例会では真剣に話し合いが行われました。(でもそうすると、本題から少し遠いところの話をたくさんしてしまうことになるんです)


たとえば脚本家の高橋さんがどんな人か分かると、それだけで私達のやることに深味が増しますよね。例えばこちらの動画をご覧ください。



こんな風に、私達は沢山の言葉を交わしながら参加者同士、理解を深めようとしています。
だって、そうでないと「共演者なんて誰でも良い、数が揃えば何でも良い」となってしまうじゃありませんか。
この人でないと駄目なんだと信じられるようになるまで、互いの魅力を見つけるまで、懸命に互いを理解し合う必要があると思います。

もちろん、これを読んでいる皆さんにも、私達の魅力を伝えたいし、皆さんもぜひ、気軽に参加者になってくださいね。






結局脚本はどうなったの?

そうです!脚本です!私達「劇団フレフレ号」には、財産ともいえる素敵な脚本と演出が残されています。児童館のみなさんはご存じかと思いますが、あの有名な「あらしのよるに」や、田舎と都会に住む人々をテーマにした「ながぐつをはいたやまねこ」「やまねこ西遊記」など。

ことしも「ながぐつをはいたやまねこ」のような作品が観たいよ!という声、きっと聞こえてくると思います。

演出家の伊藤敬市くん
2011年に脚本・演出を担当していた伊藤敬市くん、今は新しい脚本を書いて、ダイキンのショールームに作品を届ける準備をしています。 「北風と太陽」から着想を得た新しい脚本を書いて、誰もが楽しめる心温まる演出の仕事に専念するため、 今年は別動中です。気になる方は「フーハ東京」で検索してみてくださいね! 




児童館の外ではありますが、今年もこども達を笑顔にしています。きっとまた、会えると思います。
去年は伊藤君という演出家と、去年の役者さんにしか作れないものでした。
今年度はすこしだけ、挑戦したいと考えています!
おとなが楽しめる少しだけ難しい内容を、こどもが観ても楽しめる形で上演する。
クラシックのコンサートのように、大人が楽しめる上質なものを提供して、尚且つこどもも楽しめる作品づくりをする。

難しいけれど、折角の一歩目、大股で歩いていこうと思います!!
今回集まったメンバーでなら、


そんな挑戦も良い形で実を結ぶと自信を持ってここに宣言します!
高橋ブランカさんの作品は下のリンクからダウンロード出来ます、zipファイルです。
この小説が、いったいどんな脚本になるんでしょうか!?

読んだ時とはまた違った味わいの感動を、届けに行きます。

もしよければ、観劇中にで構いませんので、お子さんと一緒に観て、説明をしてあげてください。
きっと皆さん、観て良かったな、また来年も観たいなと思っていただけるはずです。
(大きなことを書いていますが、何をやるかは役者さんと演出家さんの間で話し合い中だったりします。もしかしたら「あらしのよるに」をやることに!?)


ちなみに、この小説を、上演できるように少しだけ書きかえてから、皆さんのところにお届けします。「事前にお話の内容を知りたくない!」と言う方は、絶対にクリックしてはいけません!!

高橋ブランカさんの作品(←クリックでダウンロード)

 ブレているのがブランカさんです。
高橋ブランカ

セルビアの出身で日本人外交官と結婚し、通訳・翻訳家、小説家、アマチュアカメラマンなど、多方面で活躍。セルビア、ロシア、ドイツでの経験をもとに、日本文化の魅力やヨーロッパから見た日本文化、異文化理解のあり方などを主な視点として活動している。


ちなみにブランカさんはお母さんでもあり、自分の作品を子供に見せた時に大爆笑されてしまった経験があるそうです。






長くなりましたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
脚本ってなんだろう? についてはまた後日・・・

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