本番アルバム

2013年4月28日日曜日

演劇の日の様子(第十一回)




前回に比べるとフレフレ号参加者が多い。おとな船長三島みさこふーみんむっちゃん中坪特にむっちゃんと中坪は初参加。13時からパーティションに区切られたレクリエーションルームで準備を始める。改修工事前にはなかった鏡が設置されており、これは大変ありがたかった。佐藤に照明機材を運び入れてもらい設置開始、今回は部屋に暗幕がなかったため、部屋をさらにパーティションで区切り暗室にする。この際非常に狭くなり三島から「明るくした方が良い」と提案があったが、普段の児童館の空間と差別化を図りたかった為、今回は断わった。照明を天井に当てぼんやりとした光の中で活動開始。出入り口が非常に狭く、外側から見づらい位置だったため活動の様子を聞かせようと音を扱うところから始める。前回の稽古で購入したスピーカーにiPadを繋ぎ大きめの音を出す、この時も参加者数名から「音が大きい」と提案があったが、外側に児童らに我々に気づいてもらいたかったので断わった。(結果として効果は上がらなかった)・五十音の群読開始何に合わせ、誰に合わせて読むかは参加者に任せた。輪唱をするものもいたり、中坪は文章をそのまま読むでなく、一文字だけを発してみたり色々遊んでいた。中坪に関しては合わせる基準が良くわからずアイディアで終わっていたが面白いなと思って聞いていた。丸房はベースとして音に乗っているみさこに合わせて読んでみた。これを5分ほど行い、児童が来るのを待ってみた。人の流れを忘れてしまったが、高学年の子三人が覗きに来ていたが入室には至らなかった。これを受けて出入り口が狭いかな?とパーティションの一部を開放。・鏡を見ながら真似開始私は一旦部屋から出て。前回も参加してくれている親子が図書室にいたので声を掛けした。参加しに来てくれたので折角なので私から音に合わせて動いてみる。今回は、私が演劇の日で演出をする為に参加者の得意な事を探せるように色々やってみようと思っていた。以下参加者にアナウンスしたこと。

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前半は音のある中で動いて五十音覚えている人は音のある空間での最適な響きを探ってみてください○前半30分殆どの場合、人間は不自由です。「として」や「ために」が何にでもついてきます。演劇の日に参加するメンバー「として」児童らと共に演劇を行う「ために」時間を過ごします。会社員「として」自分の生活の「ために」過ごす時間とは違います。この30分では、自分とその周囲のあらゆる関係を探ってもらいます。その中で、自身の意思で選択し続けてください。・怪我をしない させないこれはお願いです。以下に挙げるものには注意を払ってください。・自分の身体・レクリエーションルーム全体・音響・照明・人間・前後に何が起こるか、起こりうるか五十音を言いながら、身体を最大限動かして取り組みましょう。流す曲の間に、五十音を言い、前の人がこうだったから私はこうかな!?とか真似しようかな!?を間髪入れずにやっていってください。五十音でなくても良いです。五十音の群読なんかもした後で、この前の石川くんみたいなことしましょう。

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 だったが、なんだかんだ40分以上音に合わせて周りを見る稽古をしてもらった。佐藤やむっちゃんは、音がある中、児童がいる中で一人でパフォーマンスをしてもらう時、大変苦労していたように見える。二人とも困難に思えることに挑戦するという部分が素晴らしい、やる前、やった後で工夫が見られていくのも関心して見た。自分が何かを見せることで人と関わっていくことに注目してもらえたらもっと良いのかもしれない、今回は関わろうとするあまり何見せるものがなくなってしまっていた。最後10分程度、前半と真逆のことをしてもらった。以下参加者へのアナウンス。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 後半30分周りを気にしないでください。どう見られているかとか全く気にせず自分に向き合ってください。・独り言1分間連想ゲームのように独り言をつぶやいてください。誰にも向かわない自分の為の言葉を出してください。部屋の中で「あれーどこやったっけなー」ってあれ。連想したものや、連想したもの感想を脈絡なく、「だから〜」から解き放たれてみてください。頭の中を散歩しながら独り言喋る感じっすね。自分の思考を見つめて面白がりましょう。・独りで動く独り言と同様に、自分の身体を動かして「あ、こんな風にも動くんだ!」と冒険してみてください。その後で、周りを見ながら話すとどうなるのか、人に指示されると自分の意識が届いてないところがどこなのか分かると思います。

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これについては自分が出来ているかどうかというところだったの早足に終わらせて、独りで動くの後で、最後5分・相手を動かす二人一組で動く人は全身等速で動かし続け動かす人は動いていない部分を指摘するを行ってもらった。親子で参加していた方にも参加してもらい、こちらは中坪と組んでもらった。女の子とくんでもらったが、ちょっと違う活動になってしまって、お母さんが中坪に指示を飛ばしたりしていた。中坪には活動を肌で感じてもらいたかったので、十分目的は達したと思っている。二人一組、指示を出すのも動くのも大変だが、成果は見られた。終了後参加者と話し合いを行った。三島からは児童に来てもらって何ぼ、そう考えた中で、独り言や閉じた状態での稽古に価値を見出せない。内容の改善について三島 中坪私はそれに対して、場所が悪かったのだと。このあたりについては意見を交換し、次回より良い活動にしようと考えています。終わった後には中坪が男の子に似顔絵を描いてもらっていたりして楽しんでいたようで、児童が今まで会った事のない人間と交流し、その世界を広げていく事自体、大変美しいことだと思い、これからお父さんお母さんになっていく参加者が、若いうちに児童や保護者の方と交流できることも、価値あることと思い、今回の活動にも満足を得ています。終わったあとはレク班の誘導で井の頭公園でお花見をして、とても満足しました。

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