本番アルバム

2013年4月1日月曜日

深夜にぼんやり

こんにちは、おとな船長です。
私は小学校の頃から、演劇をやっています、結論から言えば、演劇をやっていて良かったと思います。

もう19年もやってきて、今の人間関係は演劇抜きには語れません。これが演劇でなくても良くて、野球とか、サッカーとか、インターネットでも良いでしょう。

今、私が演劇をやってきて良かったなと思えるのは、沢山の人に出会えたからです。

私は豊かな人間になりました
幼い頃 私は友達が少なくって
私の世間はせまくって
おじいちゃんとおばあちゃん
お母さんとおさななじみと

人間関係が一変したのは児童館での演劇クラブに参加したからに違いありません。

演劇クラブで出会った五十嵐先生とは、小学校を出ても、中学校を出ても、高校を出ても、ずっとずっと大きな先生でした。五十嵐先生を通して得ることの出来た人間関係と言うのは、同じ大人でも親戚とか親とか学校の先生とかとは違っていて、自分の世間を違った方向に広げてくれましたね。

小さい子が珍しいから優しくされるし、何より自分を見てくれる。それが嬉しくて演劇を続けていた学生時代だったんだなと思います。

詩を読む自分を、大人の人が真剣に見ていてくれたこと、その時の感謝というか、有難いなという気持ちに、児童館に行って、参加する皆を見ている自分を通して繋がれるのは、本当に不思議だなと。

私は前に障碍者関係の事務所で働いていましたから、その人の為の支援が、何時の間にか自分の為の支援になっているという問題についても考える事がありました。

「この人は自分じゃないと駄目なんだ」と思いこんで、他の支援者の人が手を貸せないような状態に依存させてしまうことも、仕方ないとは思います。

私は、どんな人に対しても自立を促したいと思っています。そして、私が関わりを持つ児童にも、自尊心を持った、ちゃんと自分を愛せる人間になってもらいたいと思って、毎月児童館に行きます。

信じて手を離すこと
余裕が無くても目を離さないこと

舞台に立つ時、共演者を頼りにしますが、共演者もまた、私を頼りにしてくれるんですから、子離れ親離れのきっかけに、演劇はなるだろうなあ。

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